22年のコーヒー輸出額、+32%増の40億USDで過去最大

2023/01/13 14:03 JST配信

統計総局(GSO)の発表によると、2022年のコーヒーの輸出量は前年比+13.8%増の177万tで過去4年間で最大、輸出額は同+32%増の40億USD(約5300億円)余りで過去最大を更新した。コロナ後の需要回復とブラジルやコロンビアなどの主要なコーヒー生産国での供給停滞を背景としたコーヒー価格の高騰、コンテナ船の運航改善などがベトナムのコーヒー輸出を押し上げた。

輸出量の増加率が最も大きかった輸出先はメキシコの18倍で、インドの2.2倍、英国の+40%増、ロシアの+26.5%増が続いた。一方、日本は▲2.5%減、米国は▲3.5%減、中国は▲19.3%減となった。

欧州連合(EU)は最大の輸出市場で、2022年は+25.8%増の68万9049tと輸出量全体の約39%を占めた。輸出額は+45.4%増の15億USD(約1990億円)だった。EU内ではドイツが最大の輸出先で▲0.9%減の22万4723t、次いでイタリア(+8.5%増の13万9271t)、ベルギー(+101.5%増の12万1865t)、スペイン(+71.7%増の11万4024t)が続いた。

2022~2023年の収穫期の輸出については、国内生産量が前年より減少することや、世界的に供給不足から余剰に移行し値下がり傾向になることが予測されている。

Content retrieved from: https://www.viet-jo.com/news/economy/230112080337.html.

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