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EU、森林破壊に関わる輸入品を禁止へ 法案に合意 企業にデューディリジェンス求める
Dec 16 2022 <!–
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伐採されるボルネオ島の熱帯林|Rich Carey / Shutterstock.com
生物多様性を2030年までに回復させようという機運が世界中で高まるなか、この動きで主導権を握ろうとしている欧州連合(EU)が、新たな規制法案に合意した。森林破壊につながる製品の域内における輸入販売を規制するというのだ。森林破壊フリー製品の規制法とは何か。
◆畜牛からココア、木材までが規制品目
欧州議会と欧州理事会は6日朝、EU加盟国域内において企業による森林破壊につながる製品の輸入・販売を禁止する規制法案に暫定合意した。対象製品は、畜牛、パーム油、大豆、コーヒー、ココア、木材、ゴムおよびこれらの原材料から製造される牛肉、家具、チョコレート、印刷紙、一部のパーム油由来品になる。
これによって、企業は2020年12月末までの時点でサプライチェーンにおいて、森林破壊と森林劣化に影響を与えていない産品であることを示す、デューディリジェンスを実施しなければならない。製品の生産地や生産日をはじめ、2020年以降産品が破壊された森林で栽培されていないことを証明する検証可能な情報を含んだ調査結果を加盟国当局へ提示する必要がある。また、商品を生産する過程において先住民の権利を尊重していることも示さなければならない(ロイター、12/6)。
違反した企業には、域内での年間売上高の最大4%の罰金が科せられる。この規定の影響を最も受ける国とされるブラジル、インドネシア、コロンビアは、コスト面などで負担が大きいと述べている(ロイター、12/6)。
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Content retrieved from: https://newsphere.jp/sustainability/20221216-1/.
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