2022年12月27日 05時05分 (12月27日 10時51分更新)
コーヒー豆の薄皮を使ったあぶらとり紙
金箔(きんぱく)メーカーの箔一(金沢市)は焙煎(ばいせん)時に排出されるコーヒー豆の薄皮を活用したあぶらとり紙を来年一月二十一日に発売する。原材料である麻の使用量を減らせるほか、消臭や抗酸化の効果もあるという。価格は三百八十五円(二十枚つづり)。同社の店舗かホームページで販売する。
コーヒー消費金額で金沢市民が全国上位という点に着目。地元の企業から「チャフ」と呼ばれるコーヒー豆の薄皮が焙煎過程で毎日大量に生じ、廃棄していると聞いて、開発を進めてきた。
あぶらとり紙の和紙にチャフをすき込み、コーヒーの香り付けをした。担当者は「もともとあぶらとり紙も金箔を作る際に出た和紙を活用したサステナブルなもの。コーヒーの香りで癒やされて」と話す。 (高岡涼子)
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