2023年01月29日 11時00分J-CASTテレビウォッチ
「坂上&指原のつぶれない店」(TBS系)。この日(1月22日、2023年)は「環七沿いの大人気チェーン店SP」。都内11区にまたがる東京の大動脈・環七沿いの大人気店を調査するものだった。最初に訪れたのは、くら寿司、スシロー、すき家、松屋……とおなじみのチェーン店が立ち並ぶ足立区青井にある星乃珈琲店。
朝から晩まで大賑いで、喫茶店にも関わらずフードメニューを注文する人は利用客の93%。「料理が美味しい」「ここはハズレが無い」とお客さんの声。2011年埼玉県蕨市に1号店がオープン、以来、わずかその後、わずか10年で東京に68店舗、全国で289店舗(2022年12月現在)にまで拡大。急成長の原動力は「美味しいフード」にあるという。
■「本格的なフードメニュー」が可能なワケ
調査に向かったのは鬼越トマホーク。年間180万食を売り上げる星乃珈琲店の代名詞ともいえる「窯焼きスフレパンケーキ(ダブル)」780円。さらに、「窯焼きふわふわスフレドリア」980円に始まり、「ビーフシチューオムライスドリア」930円、「厚切りカツサンド&ポテト」830円、「ごちそうナポリタン」930円、と食べまくる2人。さらに、「ホリデーモーニング」830円というミニパンケーキやベーコン、ソーセージがワンプレートに、サラダ、ヨーグルト、珈琲がついた朝食メニューまでペロリと平らげた。
年商なんと約170億円。それにしても、喫茶店なのにどうしてこれほど本格的なフードメニューが出せるのか。その秘密が明らかになって驚いた。星乃珈琲店の経営母体は日本レストランシステム(株)で、系列店には、パスタ専門店「洋麺屋五右衛門」、オムライス専門店「卵と私」、カレー専門店「天馬」などなど29の専門店を経営しており、それら系列店とレシピを共有しているとか。
全て同じ経営というのにもびっくりだが、それ以上に驚いたのが、その日本レストランシステム(株)は、「株式会社ドトール・日レスホールディングス」の子会社、つまり珈琲チェーン店ドトールコーヒーと同じグループだったことだ。
スターバックス日本上陸(1996年)までは、結構お世話になっていたドトールだが、当時は喫煙OKで喫煙おじさんたちの憩いの場と化していて、すっかり足が遠のいていた。なんならちょっと下に見ていたぐらいだったのが、こんなにも巨大化していたとは! 筆者同様、知らなかった人も多いのでは!?
(大熊猫)
Content retrieved from: https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12317-2135083/.
コメント