中国の新興カフェチェーン「庫迪咖啡(Cotti Coffee)」がこのほど、韓国ソウルに海外1号店をオープンしたと発表した。海外では直営店だけでなく、地元事業者との共同運営による店舗網拡大を進める方針で、すでにグローバルパートナーの募集を開始しているという。
同社は2022年10月に国内1号店を開業し、8月初旬に5000店舗目のオープンを発表したばかり。わずか10カ月で創業当時の目標「3年で1万店展開」の半分を達成したことになる。
創業者の陸正耀氏は、中国カフェチェーン大手「瑞幸咖啡(luckin coffee)」の創業者で会長だったが、20年4月に粉飾決算が発覚し、退任に追い込まれた。そして現在、陸氏は新たに立ち上げたカフェチェーンCotti Coffeeで、古巣のluckin coffeeに戦いを挑んでいる。
luckin coffeeの国内店舗数は、6月末時点で1万店を超えており、スターバックスをおさえて中国最大のカフェチェーンとなっている。
(36Kr Japan編集部)