急拡大の中国「Cotti Coffee」、日本上陸 低価格戦略で海外進出加速

中国の新興カフェチェーン「Cotti Coffee(庫迪咖啡)」が8月26日、日本1号店となる東大赤門店をオープンした。

Cotti Coffeeは2022年10月に中国1号店を開業。1杯9.9元(約200円)という低価格で中国のコーヒー市場に旋風を巻き起こし、わずか10カ月で5000店舗を展開するまでに拡大した。

創業者の陸正耀(チャールズ・ルー)氏は、中国カフェチェーン大手「瑞幸咖啡(luckin coffee)」の創業者で会長だったが、20年4月に粉飾決算が発覚し、退任に追い込まれた。そして現在、陸氏の新たな挑戦Cotti Coffeeは、順調すぎるほどの快進撃を続けている。

Cotti Coffeeは、創業から1年足らずでグローバル化戦略を始動し、すでに日本のほか、韓国、インドネシア、カナダへの進出を発表している。関係者によると、今後はドバイ、ベトナム、タイ、マレーシアなどにも出店する方針。海外市場でも低価格戦略を実施する方針だという。

中国「Cotti Coffee」、ソウルに海外1号店 創業10カ月で5000店突破の快進撃

*23年9月7日のレート(1元=約20円)で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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