2022.12.13「「珈琲の王国Beans510」に不正アクセス、カード情報が漏えい」

 合資会社ビーンズゴトーは12月8日、同社が運営する「珈琲の王国Beans510」への不正アクセスによる個人情報漏えいについて発表した。

 これは8月23日に、一部のクレジットカード会社から「珈琲の王国Beans510」を利用した顧客のカード情報の漏えい懸念について連絡があり、同日中にカード決済を停止し、第三者調査機関による調査を行ったところ、当該サイトのシステムの一部の脆弱性を突いたことによる第三者の不正アクセスでペイメントアプリケーションの改ざんが行われたことが原因で、当該サイトの購入者のカード情報が漏えいし、一部顧客のカード情報が不正利用された可能性を、11月4日に完了した調査結果で確認したというもの。

 漏えいした可能性があるのは、2022年3月15日から8月23日の期間中に「珈琲の王国Beans510」でクレジットカード決済を利用した顧客252名のカード情報(名義、番号、有効期限、セキュリティコード)。

 同社では対象の顧客に別途、メールにて個別に連絡を行う。

 同社では既に、カード会社と連携し漏えいした可能性のあるカードの取引のモニタリングを継続して実施しているが、顧客に対しても、身に覚えのない項目がないかカードの利用明細を確認するよう呼びかけている。

 同社では8月31日に監督官庁である個人情報保護委員会に報告を、11月14日に所轄警察署に被害申告を行っている。

 同社では今後、調査結果を踏まえてシステムのセキュリティ対策と監視体制の強化を行い、再発防止を図るとのこと。

Content retrieved from: https://scan.netsecurity.ne.jp/article/2022/12/13/48625.html.

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