新素材 廃棄コーヒー豆からできた「コーヒーレザー」の新たに認められた抗菌効果と消臭効果を製品に活用

2023/2/1 
レザー雑貨ブランドのステータシー株式会社が開発に成功した「コーヒーレザー」。廃棄コーヒー豆最大30%を原料に含んだ高品質かつ国産のヴィーガンレザーとして注目を浴びる中、高い消臭効果・及び抗菌効果の機能性が認められました。専門の研究機関による調査結果によると、体臭の原因となる臭気成分(アンモニアなど)の減少が認められ、さらに抗菌に関しても効果があることを示す数値結果が出ました。今後は機能性のあるサステナブル素材として、多くの製品への有効活用を目指します。
  • 特許出願中のコーヒーレザーは廃棄予定のコーヒー豆その物を使ったサステナブルな新素材

特許出願中のコーヒーレザーは廃棄予定のコーヒー豆その物を使ったサステナブルな新素材 ​廃棄予定のコーヒー豆を最大30%含んだサステナブル新素材のコーヒーレザー。身近な食材の有効活用という特徴を活かし、今後、消費者の食品ロス削減を意識づけるきっかけになるのでは、と期待されています。(現在、国内及び国際特許出願中)また、この技術の応用では、抽出後のコーヒー残渣(コーヒーカス)も同等に合成皮革へと改質できる見通しです。

 

  • 体臭や加齢臭の原因となる成分が減少することが判明。消臭・抗菌の高い機能性に期待

今回、ヴィーガンレザーの開発に際しコーヒーそのものが持つ『消臭及び抗菌』の機能性に着目しました。 専門の研究機関による検査によると、体臭(汗や足の臭いなど)や加齢臭の原因と言われているアンモニア、酢酸、イソ吉草酸の臭気成分の減少が認められました。アンモニアはタバコにも含まれており、様々な『気になる臭い悩み』を解決する効果が期待される結果となりました。 また、抗菌に関しては、JISZ2801に、抗菌活性値が2.0以上のとき,抗菌加工製品は抗菌効果があるものと規定されているのに対し、今回はその数値を大きく上回る結果(黄色ブドウ球菌4.8、大腸菌3.6)が認められ、抗菌効果にも期待されています。 これらの効果結果により。アパレル製品はもちろん、車のシートや住宅の壁紙など様々な住空間での利用が期待されています。

※抗菌とは、製品の表面上における細菌の増殖を抑制すること、長期に亘って菌を増やさない様にすることを差します。

  • 2月15日ー17日に開催されるSOZSAI展にて素材及びサンプルアイテムの展示発表

滋賀県経営革新事業の承認事業に認定されている当開発素材は、現在は約100メートルの長尺製作を終えており、現在は品質チェックの段階に進んでいます。 2月15日より東京ビックサイトにて開催されるSOZAI展 in Gift Showではコーヒーレザーを初公開いたします。日本の技術の集大成をぜひ体感ください。 【SOZAI展 in Gift Show 詳細】 日程:2/15(水)−17(金) 場所:東京ビックサイト 東4-50-04

  • ステータシー株式会社について

【会社概要】 会社名:ステータシー株式会社 所在地:〒520-0812 滋賀県大津市木下町17-12 設 立:2021年4月 事業内容:革製品の企画、デザイン、販売 【お問い合わせ】 e-mail:k.ozono@statusy.main.jp コーポレートサイト:https://statusy.jp/ コーヒーレザー専用サイト:https://coffee-leather.com/ Instagram:https://www.instagram.com/statusy_japanmade/?hl=ja Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCK6nl-6Z9p7t0K5NXBvenSA

 

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