
ネイチャーディストリクトは、栃木県鹿沼市の商店街に位置するオーガニックカフェ「銀座コーヒー」において、オープンから約1年半で来店者数1万人を達成した。
人通りが少ない“静かな銀座”で生まれた地域密着型カフェ

鹿沼市の「銀座通り」は、かつて賑わいを見せた商店街だが、現在は人通りが少なく“しずかな銀座”の風景が広がっている。そんな場所にある元呉服店を改装し、2024年に誕生したのが「銀座コーヒー」だ。
周囲に人通りがほとんどない環境でありながら、素材の一つひとつにこだわったオーガニックカフェとして、開店から1万人の来店を達成。県内でもトップレベルのコーヒーと地域素材を活かしたメニュー、そして居心地の良さを重視した空間づくりが支持され、口コミやSNSを中心に来店が広がった。
厳選された豆と地域素材を活かしたこだわりのメニュー

支持を集める理由の一つが、無農薬・オーガニックのコーヒー豆のみを厳選し、丁寧に焙煎する「ハンドピック&自家焙煎」だ。焙煎に細心の注意を払い、焼きたての香りと味わいを大切にしている。
その結果、雑味が少なく香りが際立つと評判を呼び、コーヒー豆の購入目的で来店する客も増加している。
また、運営母体であるネイチャーディストリクトは、こんにゃく専門商社として希少品種「和玉こんにゃく」の流通・商品開発に取り組んでいる。カフェでは長年の知見を活かし、地域素材を用いた身体にやさしいメニュー展開も行う。

自家製のスイーツはすべて、小麦粉と白砂糖を一切使用していない。高級きび砂糖の「本和香糖」と、鹿沼市の特産であるこんにゃくを練り込んだ「黒胡麻バスクチーズケーキ」などのスイーツに加え、

鹿沼産こんにゃくととちあいか苺を合わせた「いちごのコンジャックスムージー」など、味だけでなく健康面にも配慮した商品が高い評価を得ている。
静かな空間と独自のサービスによる顧客体験

店舗は大きな本棚と落ち着いた照明を備えた、本と時間を楽しむための静かな空間となっている。目的は様々だが、立地の「人通りが少ない」という特徴を逆転の発想で利点に変え、喧騒を忘れて自分時間を持てる場として活用されている。
独自のサービスも充実しており、ポイントシステム「saruポイント」の導入や、ドリンクが毎日無料になる「サブスクドリンク」、2杯目にオリジナルの玄米珈琲やハンドドリップがお得に楽しめる「ワンモアコーヒー」など、来店者が楽しめる仕掛けを用意している。

コンポスト
サステナブルな取り組みにも注力しており、ステンレスストローの採用やコンポストによる生ゴミ処理、コーヒー豆の麻袋で作るアップサイクルコースター、

マイ容器
マイ容器の持参で割引になるサービスなどを実施。コーヒー豆はフェアトレードのものに厳選し、地元の食材を積極的に活用することで、気持ちよく過ごしてもらえるよう細部までこだわっている。
今後の展望と商店街の再生に向けた挑戦
今後、こんにゃく芋の名産地である鹿沼市粟野地区に2店舗目の開店を秋に向けて進めている。

2024年5月の開店以来、スタッフのおすすめ本を置いていた「銀コピ図書館」がこの度リニューアルし、新店舗では「だんざる文庫」という新たなサービスを展開する。これは、銀座コーヒーのマスコットキャラクター兼店長である「だんざる」を冠した本に関するサービスだ。
今後は利用者から本を寄贈してもらい、各々の思いがこもった本が集まる場所に変えていく。「読まなくなったけど手放すのはさみしい」「お気に入りの本だから大事にしてくれる人に渡したい」といった大切な一冊を、いつでも読める場所にすることを目指している。
本を寄付した人には、ポイントのプレゼントやオリジナルしおりのプレゼントを用意する予定だ。
来店者数1万人の達成は、かつての商店街に人の流れをつくり、カフェをきっかけに他の店舗を訪れるきっかけとなっている。今後は地域素材を使った新商品の開発やハンドドリップ講座の常設化、オンライン販売による地域外からの来訪促進など、地域とともに成長する取り組みをさらに広げていく。
さらに、鹿沼発無農薬コーヒーのブランド展開も見据えており、商店街に新しい流れを生み出す小さな拠点として成長を目指していく。

「銀座コーヒー」で、ゆったりとこだわりの一杯を味わってみては。
■銀座コーヒー
住所:栃木県鹿沼市銀座2-1869 板屋ビルヂング
公式Instagram:https://www.instagram.com/ginza_coffee_kanuma
(丸本チャ子)
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