
創業160年を誇る鈴廣かまぼこ株式会社が、株式会社セイカダイと共同で、“アクティブ×ヘルシー”をコンセプトとした自動販売機『FI(NI)SH POINT』をプロデュース。
2025年8月より、代々木公園に隣接するランニングステーション内に設置、営業を開始した。
運動前後のタンパク質補給を手軽に
この『FI(NI)SH POINT』は、ランニングやトレーニングなど、アクティブなライフスタイルを送る人々をサポートすることを目的としている。
販売される商品は、鈴廣かまぼこの「フィッシュプロテインバー」や「サカナのちから」、そしてランニングカルチャーのプラットフォーム「Runtrip」が開発した「エッグプロテインスナック RUNPAKU」など、運動前後や日常生活の中で手軽にタンパク質を補給できるラインナップが中心。
自動販売機の名称は、ゴール地点を意味する「FINISH POINT」と、鈴廣かまぼこが主原料とする“魚=FISH”を掛け合わせて名付けられたという。魚のタンパク質は消化吸収が良く、体づくりや疲労回復に役立つとされている。

代々木公園を皮切りに全国展開を目指す
設置場所は、代々木公園の複合施設「BE STAGE」3階にあるランニングステーション「Runtrip BASE YOYOGI PARK」内。
今後、この場所をモデルケースとして、全国のランニングステーションやフィットネスジムなど、健康志向の高い人々が集まる施設への展開を目指していくとのこと。
また、同施設内に併設されている「mariness cafe」では、イエローモンキーブリューイングのオリジナルクラフトビールと共に、鈴廣の「ぷちかま(チーズ・明太マヨ)」も提供されるようだ。

老舗かまぼこ店の新たな挑戦
鈴廣かまぼこは、「お魚たんぱくで世界を健やかに」というミッションを掲げ、かまぼこ作りの伝統技術を活かしながら、魚肉の新たな魅力を発信することを目指している。
「老舗にあって老舗にあらず」という社是のもと、時代に即した挑戦を続ける同社の姿勢が、今回のユニークな自動販売機にも表れているのかもしれない。
『FI(NI)SH POINT』の設置や商品陳列に興味がある施設運営会社やメーカーは、株式会社セイカダイの事務局まで問い合わせてほしいとのこと。
