「紅茶花伝にお酒が合うってホント!?」自宅でお洒落カフェ風が楽しめるなんて幸せ…担当者おすすめの意外な飲み方&美味しさの秘密を教えてもらったの画像一覧
1992年に誕生した「紅茶花伝」。スーパーマーケットやコンビニ、自動販売機など目にする機会も多いかと思います。ロイヤルミルクティーや「クラフトティー」シリーズというように、展開されているラインナップも豊富なので、選べる楽しさが嬉しいですよね。
今回は、そんな紅茶花伝の美味しさを握るポイントをブランド担当者の方に教えていただきました。定番フレーバーの意外な楽しみ方についても伺ったので要チェックです。
紅茶花伝のこだわりの秘密は大きく2つ
① 厳選した茶葉へのこだわり
まず1つ目のこだわりが、素材。紅茶花伝は、全製品に同じ茶葉を使用するのではなく、それぞれに応じた茶葉を選んでいるそう。例えば、ロイヤルミルクティーの場合は、厚みがある強い味わいにブレンドしているのだとか。ミルクと混ざることを考慮して、上品な濃さを目指しているんです。
一方で「クラフトティー」シリーズの場合は、果汁や果実エキスとのバランスを加味して、すっきりした味わいになるようブレンドを実施。
左:ロイヤルミルクティー茶葉 右:「クラフトティー」シリーズ茶葉
今回、ロイヤルミルクティーの茶葉・「クラフトティー」シリーズの茶葉をそれぞれ飲み比べしてみましたが、改めてじっくり見てみると色合いからして全く違いました。
② 茶葉の抽出方法に一工夫
続いてのこだわりは、茶葉の抽出方法。ティーポットの中などで茶葉をかき混ぜるかどうかによって、紅茶の抽出時間や味わいに変化が出ることをご存知でしょうか。具体的にどのような違いがあるかというと、
■かき混ぜる:抽出時間は早くなるが、苦みや渋みが出やすい……
□かき混ぜない:抽出時間は遅いが、苦みや渋みが出にくくなる!
とのこと。ちなみに、ティーポット内でお湯を注いだ際に起こる自然な茶葉の上下運動を『ジャンピング』と言うそう。ジャンピングが起きる(=かき混ぜない)と、余計な圧がかからず、じっくりと茶葉を抽出することが可能に。その結果、紅茶本来の香りや旨みをたっぷり引き出せるいうわけです。
なお紅茶花伝においても、もちろんティーポットではないものの、工場で同様に、時間をかけて丁寧に味わいを抽出しています。上品な味わいの紅茶を実現するための秘密は、ここにあったというわけですね。
ジャンピングをもっと詳しく解説!仕組みとコツとは?
適量の茶葉を入れたティーポットに、沸かしたての熱湯を勢いよく注ぐ。
→軽い茶葉はポット上部に浮かび上がる。上部に浮かんだ茶葉が、水分を吸い、その重みにより次第に下部へ沈む。
→お湯の中で酸素と茶葉が絡まり合い、茶葉がポットの上下に浮き沈みする。これが繰り返し引き起きることで、茶葉に負担なく旨みがにじみ出てくる。
紅茶花伝でも採用されているジャンピング、家で紅茶を茶葉から淹れるときにも役立ちそうです!
お酒を割るのにも使えるらしい……紅茶花伝の楽しみ方色々!
さて、ここまで紅茶花伝の作られ方に焦点を当ててみて、その本格的な味わいにも納得できたかと思います。そのままでももちろん間違いないですが、ブランド担当者さん曰く「まだまだ色々な楽しみ方ができます」とのこと。例えば、なんとお酒の割材としても大活躍するそう!
そこでここからは、ぜひ皆さんにも一度試していただきたい印象的なアレンジをピックアップしていきたいと思います。
<アレンジ ①> アイス×ロイヤルミルクティー
まず教えてもらったのが、この組み合わせ。意外にも大福系のアイスが特に相性抜群とのこと。この時期だと、温かいロイヤルミルクティーに冷たいアイスを合わせると、ひと際美味しさが際立ちそうですね。何気ないブレークタイムをほっと彩ってくれるでしょう。
<アレンジ ②> チャミスル×白ぶどうフルーツティー
そして二つ目はお酒系です。過去に「檸檬堂×贅沢しぼりピーチティー」の組み合わせがSNSで話題になっていたことがありますが、そのほかのお酒とも合うんですね。普段飲む紅茶花伝の大人な楽しみ方を再発見できた気がします……!あんまりお酒で割るという発想はなかったので、なんだか新鮮な気持ち。
なお、割り方については、5:5で問題ないとのこと。お酒と同じ割合でも味が薄まらない、そんな紅茶花伝の芯のある味わいに、改めて驚かされました。パンチはありつつも、余韻がすっきりしている「クラフトティー」シリーズだからこそ、ほかのものと混ざっても互いを引き立て合うんですね。
個人的なお気に入りは二つ目の「チャミスル×白ぶどうフルーツティー」です!新鮮さはもちろん、チャミスル・フルーツティーそれぞれの白ぶどうの味わいが絶妙に響き合っていてリピートしたくなりました!
ここで紹介しているほかにも、シトラス系の「クラフトティー」シリーズは、基本的にお酒と合わせやすいそうなので、お気に入りを探してみるのも面白そうです。ちなみにお酒が苦手な人は、炭酸水で割ってみるのも◎。ティーソーダの感覚で楽しめますよ。気軽にお洒落カフェ風の飲み方が実現できて嬉しいです。
紅茶花伝と言えば、季節ごとに限定フレーバーも色々と展開されているので、それぞれで自分の好きな飲み方を開拓してみてはいかがでしょうか。