「これ本当にインスタントコーヒー?」って疑いたくなるほどコク深い…お湯いらずで溶ける粉粒“ブルーボトルコーヒーのノラ”を体験レビュー

【レビュー】これインスタントコーヒー?って疑いたくなるほど濃く深いブルボトルコーヒーのNOLA

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熟練のバリスタが一杯ずつ丁寧に抽出し、風味豊かなコーヒーを提供する。ブルーボトルコーヒーといえば、サードウェーブコーヒーの代表格。「清澄白河ロースタリー&カフェ」を2015年にオープンさせて以降、ブルーボトルコーヒーは日本のコーヒーシーンに大きな変革をもたらしました。(現在のショップ名称は「ブルーボトルコーヒー 清澄白河フラッグシップカフェ」)そのブルーボトルコーヒーから、信じ難いアイスインスタントコーヒーが発売されたのです。

チコリがブレンドされたインスタントコーヒー

「クラフトインスタントコーヒーブレンド NOLA」は粉粒スティクが5本入りで¥1,866(税込)そのインスタントコーヒーの正式名称は「クラフトインスタントコーヒーブレンド ノラ(CRAFT INSTANT COFFEE BLEND NOLA)」です。ノラ??? 日本では「ノラ」というと野良猫、野良犬の「ノラ」を連想しますよね。ところがアメリカでは、ルイジアナ州ニューオリンズ(New Orleans, Louisiana)の略称が「 NOLA」なのです。

「クラフトインスタントコーヒーブレンド ノラ」はいままでのインスタントコーヒーより粉粒が細かい気がしますではなぜ、新発売のインスタントコーヒーに「ノラ」という商品名がつけられることになったかというと、ニューオリンズの植民地時代まで遡ることになります。ニューオリンズ植民地時代はフランスの統治下にありました。当時、ヨーロッパから持ち込まれたキク科の植物であるチコリの栽培が盛んだったニューオリンズ。

チコリは低カロリーなので、いまではダイエット野菜として着目され、見た目もおしゃれなので映え野菜としても活躍しています。

お湯を使わず、いきなり冷水で粉が溶けるのも手軽でうれしいところが南北戦争時代のアメリカでは、連合軍によりコーヒーの輸入が制限されていました。そこでニューオリンズではチコリの根を炒って、コーヒーの代替品として苦味が似ているチコリコーヒーを飲みはじめたのです。いまでもチコリの根を炒ったブレンドコーヒーは、ニューオリンズスタイルとして地元で愛されているそう。

よく冷えた冷水で作るなら、氷を入れる必要はないかもそのチコリコーヒーに着想を得たのが、ブルーボトルコーヒーのカフェで提供しているオリジナルミルクコーヒーのノラです。今回新発売となった「クラフトインスタントコーヒーブレンド ノラ」は、そのノラをシーンを選ばず気軽に楽しめるように開発した、インスタント製品なのです。

インスタントコーヒーって格下?

牛乳はお好み量で調節。もちろんミルクなしもアリインスタントコーヒーというと、日本ではなぜかドリップコーヒーより格下感がありますよね。だからドリップコーヒーより安価であって当然と思われがち。ところが海外のカフェでは、インスタントコーヒーのほうが高価だったりする場合もあります。

以前その点について取材したことがあるのですが、「ドリップしたコーヒーをさらに加工しているのだから、手が込んでいる分、高価になって当然」という答えが返ってきました。

だからインスタントコーヒー=格下という概念をまったく持たず、今回の「クラフトインスタントコーヒーブレンド ノラ」でレビューしたいと思います。

お湯いらずで溶ける粉粒!

ここまで溶けのいいインスタントコーヒーは、初めての体験!この新製品は、ブルーボトルコーヒーの創業者であるジェームス・フリーマンさんが「アイスラテに代わるおいしいミルクコーヒーを創りたい」という思いから誕生したそうです。なので、アイスミルクコーヒーを作ってみたいと思います。

作り方はいたって簡単。完成まではたった4ステップだけ。

ステップ1:グラスにスティック1本分の粉粒を入れる
ステップ2:120ccの水を注ぐ
ステップ3:氷を入れる
ステップ4:120ccの牛乳を注ぐ

しかも注目すべきは、ステップ2の「水を注ぐ」です。いままでのインスタントコーヒーでアイスコーヒーを作るなら、粉粒の次は少量のお湯。それをかき混ぜて粉粒を溶いてから水を注ぐのが通常の流れ。つまり1ステップ多くなるはず。もっと言うなら少量でもお湯を沸かす工程も必要になるので、2ステップ増えるはずです。

ところがこの「クラフトインスタントコーヒーブレンド ノラ」は水溶けがよく、冷水でもぶくぶくと泡立って粉粒が液状化していきました。

完成した「クラフトインスタントコーヒーブレンド ノラ」を実飲!

インスタントコーヒーとは思えないほど深いコクを感じますそして実飲してみると、なんともコク深い!とてもインスタントコーヒーとは思えないほどのコクを感じます。しかもミルクと割っているにもかかわらずですよ!!これがニューオリンズで愛されているチコリ入りのブレンドコーヒーの持つコク深さなのでしょうか?

今回はパッケージ記載通りに牛乳を120cc注ぎましたが、もちろん牛乳量は加減してもOKなので、お好みの配分を発見する楽しみもありそうです。よく冷えた水があれば氷も必要ないので、よりステップを減らせそう。

「ノラタンブラー」のストローは2分割することができますキャンプの朝やトレッキング中なんてシーンでも「クラフトインスタントコーヒーブレンド ノラ」は活躍しそうです。「クラフトインスタントコーヒーブレンド ノラ」と同時発売された「ノラタンブラー」は、紙コップではなく持続利用可能なタンブラーを持ち歩くという概念を発信するブランド「MiiR(ミアー)」とのコラボレーションにより制作されました。

「ノラタンブラー」の未使用時、ストローと「クラフトインスタントコーヒーブレンド ノラ」を収納でき、持ち運びも便利タンブラーに付属のストローは取り外して分割可能。未使用時にはタンブラー内にストローを格納でき、さらに「クラフトインスタントコーヒーブレンド ノラ」も収納できてしまいます。

手軽に持ち運びできるので、外出先でもガチでおいしいコーヒーが楽しめます!

水でもさっと溶ける粉粒タイプのインスタントコーヒー「クラフトインスタントコーヒーブレンド ノラ」

クラフトインスタントコーヒーブレンド ノラ
¥1,866(税込)
原材料名:砂糖、インスタントコーヒー、チコリエキスパウダー
内容量: 70g(14g × 5本)

「ノラタンブラー」は二重構造となっていて保温力もある

ノラタンブラー
¥4,400(税込)
実容量:473ml
サイズ:飲み口 Φ84mm × H160mm
材質:【本体・蓋】PCT 樹脂/【パッキン】シリコーンゴム /【ストロー】シリコーンゴム、ポリエチレン
耐熱温度:【本体・蓋】100°C/【ストロー・パッキン】120°C

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