中国コーヒーチェーン大手「瑞幸咖啡(luckin coffee、ラッキンコーヒー)」は7月18日、北京市海淀区の中関村に2万店舗目をオープンした。2023年6月に福建省廈門市に1万店舗目をオープンしてから、わずか1年1カ月で1万店を新規開設したことになる。
ラッキンコーヒーは全国2万店舗で高品質なコーヒーを安定的に提供し続けるため、ブラジルやエチオピア、中国雲南省など世界の優良産地から質の高いコーヒー豆を調達する計画だという。同社とブラジル貿易投資振興庁(APEX)は24年6月、ブラジルから今後2年間で12万トンのコーヒー豆を調達することで合意し、協力覚書に調印した。
競合する米スターバックスの中国店舗数は、24年3月時点で7093店舗だった。もう1社の競合、中国新興コーヒーチェーン「庫迪咖啡(Cotti Coffee)」も出店を拡大中で、24年5月時点で28カ国・地域に7000店舗余りを展開している。
(36Kr Japan編集部)