ワクワク体験で楽しさアップ!
活況となった総合展示会
加藤産業は3月13~15日、神戸国際展示場で第127回2024年春季・加藤産業グループ総合食品展示会を開催。430社(常温・菓子227、低温97、酒類106)が出展、主要得意先約4600人が来場。
今回も「流通を最適ソリューション」をテーマに、来店客のリピートアップや店舗のファンづくりに貢献する企画をそろえた。選ばれるお店の〝流儀〟としてワクワク体験が出来る「楽しさUP」、余り野菜を賢く使う「エコ楽クッキング」ほか「買い回りしやすい売り場作り」「リアル+デジタル活用のススメ」を紹介。特にワクワク体験では、ご当地カップ麺の大陳コーナーを設置。試食や実施店舗での実績紹介も交え、大々的に訴求した。エコ楽では春夏野菜のキャベツ・ジャガイモ・ナス・ピーマンを軸に、楽しく簡単な調理例を紹介。買いまわりやすい売場作りにはID―POS分析の活用例を、デジタル活用ではエブリーとの販促やアプリシステムを提案。
また今後同社が目指す省人・省力化を進めた物流センター機能として、入荷予約システムや検品レスの取組み進捗などを紹介。さらにソケッツ社と連携し、消費者の感情・完成と小売データを掛け合わせ、需用の実態に迫る取組みも提案。
「Kanpy」コーナーでは、料理研究家・中川千佳子さんを招き、カンピー新商品を使ったライブキッチンを初開催。また公式キャラクターの「カンピーちゃん」も初お目見えして会場を盛り上げた。ケイ低温フーズは、オリジナル商品の留め型提案やデリカ商品を強化。名店監修の低温品も訴求。ヤタニ酒販・三陽物産は、焼酎のお茶割りやノンアルコール、ご当地企画を紹介。カトー菓子・植嶋は、36社・30小間で菓子コーナーを展開。両社共同で推奨品や涼味菓子をそろえたほか、留め型・OEM提案を実施。
KATO提案ストリートでは、味の素、アヲハタ、江崎グリコ、カゴメ、J―オイルミルズ、ネスレ日本、ハウス食品、Mizkan、ヤマモリ、UCC上島珈琲の10社とコラボした企画を提案。新機軸としてプラントベース商品を紹介。レタスクラブ連動企画では、ヤマサ醤油、J―オイルミルズ、兵庫県手延素麺協同組合、丸美屋食品工業、マスコ、ドリームズファームの6社とコラボし春のスピードランチを提案。KSBコラボ企画ではキユーピー、中村屋、日清オイリオグループ、リプトン(キーコーヒー)、ハウス食品、はくばく、アサヒ飲料の7社とメニュー提案を実施。発掘アイテム提案ではSDGs関連商品をそろえた。地域元気&こだわりメーカーコーナーでは昨年秋の展示会を20社近く上回る56社が出展。また会場入り口では新・既存品を「監修商品」「こだわり商品」などの切り口で分かりやすく紹介した。
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