大学入試2か月前、コーヒーに便秘薬を入れた受験生に罰金刑=韓国│韓国社会・文化│wowKorea(ワウコリア)

大学入試2か月前、コーヒーに便秘薬を入れた受験生に罰金刑=韓国

大学入試2か月前、コーヒーに便秘薬を入れた受験生に罰金刑=韓国(画像提供:wowkorea)

大学入試2か月前、コーヒーに便秘薬を入れた受験生に罰金刑=韓国(画像提供:wowkorea)

韓国で、大学修学能力試験を2か月後に控えた浪人生のコーヒーに便秘薬を混入させ、腸炎にかからせるよう試みた20代に、罰金刑が言い渡された。15日、韓国法曹界によるとソウル中央地裁刑事17単独キム・ハンチョル判事は、傷害と財物損壊の疑いで起訴されたA氏(20)に、今月9日、罰金200万ウォン(約21万7650円)を言い渡した。A氏は昨年8月末、ソウル市カンナム(江南)区の予備校読書室で、浪人生B氏(19)が離席した間、机の上に置かれたコーヒー飲料のビンに、便秘薬2錠を入れた。彼は何の理由もなくこのような行動を起こしたと調査された。2人は同じ読書室に通っていたが面式はなかった。B氏は「ニ次加害が怖い。試験を控えた受験生であるため、これ以上精神的・時間的被害を受けたくない」とし「徹底した調査と強力な処罰を望む」という陳述書を提出した。精神的衝撃を訴えたB氏は浪人生であり、試験では望む結果が出なかったと伝えられた。検察は罰金200万ウォン(約21万7650円)でA氏を略式起訴したが、これに不服なA氏が正式裁判を請求したという。キム判事は「全く知らない他の塾生のコーヒーに、何の理由もなく便秘薬を入れたのは“無差別犯行”に該当する」とし「犯行前後の経緯など見ても、その罪質が悪い」と述べた。続いて「被告人が“教会で奉仕活動をしている”や“家族がしかるべき対処を望んでいる”などの事情は、意味のある量刑資料とは言いづらい」と判断した。キム判事は「検事が求刑した罰金200万ウォンより重い刑を言い渡す必要があると見られる」としながらも「被告人が被害者のために200万ウォンを供託した点などを考慮した」と量刑理由を明らかにした。

2023/08/15 21:29配信  Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 78 最終更新:2023/08/16 08:34

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