コーヒー片手にリラックス…と思っていたら、うっかりこぼして衣服やカーペットに染みを作ってしまった、なんて経験はありませんか。特に白いシャツを着ていた日には、思わず「最悪…!」といってしまいたくなるほどショックですよね。
ユニークな家電とコインランドリー用洗濯機で知られるブランドのアクア株式会社(aqua_jp_official)が、公式Instagramでコーヒーの染み抜き方法について教えてくれています。これさえ読めば、いざという時も安心です。
衣類のコーヒー染みの取り方
出先で衣類にコーヒーの染みができてしまった時に使える応急処置の方法です。
まずは、コーヒーの染みが付いた部分を、乾いた布で水分を吸い取るようにポンポンと叩きます。この時、染みが付いた部分を擦ったり、布を押し当てたりしないことがポイントです。
次に、中性洗剤や手洗い用せっけんを水で薄めたものを用意しましょう。洗剤を乾いた布の一部に染み込ませたら、先程と同じように染み部分をポンポンと叩きます。
乾いた布の洗剤が付いていない部分を水で濡らして、染みの部分を軽く叩いたら、最後に乾いた布で残った水分を吸い取って完了です。
すぐに洗濯できる環境であれば、放置せずその場で洗濯するのが正解。染みができた部分に、液体酸素系漂白剤を付けると効果的です。
ラテやカプチーノなどのミルク成分が入ったコーヒーをこぼしてしまった時には要注意。酵素系洗剤を染み部分に含ませたら、熱いお湯に浸して絞った布をあてて、ラップをかけます。この一工夫をすることで、たんぱく質が分解されて、汚れが落ちやすくなります。
カーペットのコーヒー染みの取り方
次は、カーペットにコーヒーをこぼしてしまった時の応急処置です。
コーヒーの染みが付いた部分に乾いた布をあてて、水分がなくなるまで丁寧に吸い取ります。
十分に水分が吸い取れたら、染みの部分にほんの少しだけ水を垂らして、素早く別の乾いた布で汚れと水分を吸い取りましょう。「水を垂らして素早く吸い取る」を数回繰り返すことで、染みが目立たなくなります。
時間が経ってしまった染みにはこの方法
「コーヒーの染みができてから時間が経ってしまったら、汚れは落とせないの?」と諦める必要はありません。時間が経ってしまった汚れも、この方法で落とせるかもしれません。
まずは、白い布にカーペット用の洗剤を付けて、カーペットの端など目立たない部分に布を押しあて、カーペットの色落ちを確認しましょう。
色落ちの問題がなければ、コーヒーの染みができている部分の周囲をブラッシングして、毛を起こします。カーペットの奥まで浸透している汚れを浮かせたら、掃除機でしっかりと吸い取ってください。
次にコーヒーの染みの周りを水で湿らせたら、汚れた部分に直接カーペット用の洗剤を付けて、乾いた布で水分と汚れを吸い取ります。この工程を焦らず丁寧に繰り返せば、時間が経ってしまった汚れも目立たなくなるはずです。
コーヒーの染みができてしまうと、落ち込んでしまいますよね。しかしこの方法を知っておけば、万が一出先で汚してしまった時でも、落ち着いて対処できるはずです。
汚れを落とす鉄則は、コーヒーの染みができた時は、なるべく早めに対処すること。放置すればするほど汚れが落ちにくくなってしまう可能性があるので、いざという時には今回の対処法を思い出してみてくださいね。
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[文・構成/grape編集部]