江崎グリコ株式会社の生産子会社、グリコマニュファクチャリングジャパン株式会社は岐阜工場(岐阜県安八町)の敷地内に粉ミルクの新工場を稼働、このほど出荷を開始しました。乳幼児用粉ミルク「アイクレオ」ブランドを生産する拠点として、最新設備により、高品質な商品を提供します。省エネルギー化や再生可能エネルギーの導入を進め、環境負荷の低減を目指します。
新工場の特徴は、以下の通りです。
1.粉にやさしい輸送方式を導入し、粉ミルクを高品質化 溶けやすさを向上
・スプレードライヤーで乾燥・造粒した粉ミルクを、重力を利用して、コンテナ状の輸送容器(※)に充填することで、配管を通じて空気で送り込む従来の輸送方法と比較して、粉ミルクが振動や衝撃を受けず溶けやすい形状を保ち、安定した品質を保つことができます。また、缶に粉ミルクを詰める際にも重力を利用するため、同様に品質を損なうことなく包装することが可能です。(※)コンテナ状の輸送容器…粉ミルクを保管する貯蔵容器
・最新設備で生産することにより、粉ミルクをお湯に溶かす際にダマになりにくく、溶けやすさを高めました。