アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■久しぶりに会った友人の具合が悪そう...原因は驚きの食習慣⁉
大学時代、同じ学年で、同じ資格試験を目指していた友人のMちゃんがいました。
大学の講義が終わると学内の図書館で、何時間も一緒に勉強する間柄でした。
私は事情があって資格試験を断念しましたが、Mちゃんは資格試験の勉強を続けていたそう。
その後も年に数回は会っていましたが、Мちゃんはなかなか試験に合格できず、さらにそれから4年が経ちました。
そんなとき、Мちゃんから「相談したいことがあるから会いたい」と言われたので、Мちゃんに久しぶりに会うと私は驚きました。
Мちゃんの顔色が悪く、具合も悪そうだったからです。
「指先が小刻みに震えるようになったの。勉強どころか、日常生活も難しくなっているんだよね、今...。すごく辛い。でも病院を回っても震える原因が分からないんだよ」
話を聞くと、Mちゃんは泣きそうな顔でそう言いました。
私はどんな言葉をかければいいのか戸惑いました。
そして、話を聞いていくと、Мちゃんは驚くような食習慣をしていたのです。
「資格試験に何年も受からないから、好きだったコーヒーの量がストレスでどんどん増えて...。今は朝起きて2杯、食後に1杯、お昼ご飯に2杯、3時におやつと一緒に1杯、夕飯時に1杯くらい飲んでいる」
そのあとは資格試験の勉強を夜中までし、勉強中に3杯くらいコーヒーを飲んでいるというのです。
Мちゃんは昔からブラックしか飲みません。
「1日に多いと10杯って...さすがに飲みすぎなんじゃない? そのこと、お医者さんに伝えた?」
「コーヒーは関係ないと思うし、言おうとも思っていなかったけれど...言ってみるね」
危うさを理解していないMちゃんの様子を心配しながらも、そのときは別れました。
■知らないうちに中毒になっていた!? 手の震えの原因は?
後日、Mちゃんが医師に一日のコーヒーの摂取量を伝えると「手の震えはカフェイン中毒の症状」と診断されたそうです。
カフェインを過剰摂取すると、中枢神経が刺激されて心拍数が増加し、手の震えなどの中毒症状を引き起こすそうです。
私はそれを聞いて「やっぱりそうなんだ...」と思ってしまいましたが、Мちゃんは自覚がなかったよう。
医師の診断を聞いて驚いたМちゃんは、すぐにコーヒーを中止してカフェインが少ない飲み物に変更。
その後、体調は回復し、念願だった資格試験に合格できたと連絡をもらいました。
量さえ注意すれば「コーヒーを飲んでも大丈夫」と医師も言っていたそうなので、今は1日、2~3杯を息抜きに飲んでいるそうです。
何でも摂りすぎはよくないんだなと思った私もコーヒーが大好きなので、今は一日に飲む量は気を付けるようにしています。
※健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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