黒部市にお住まいの下水道に接続された皆様へ
コーヒー粕で お手軽SDGs!
ご家庭で飲まれるドリップコーヒーの粕(かす)。
ほとんどの皆様は、可燃ごみとして処理されているのではないでしょうか?
「安心してください。黒部市では、キッチンのシンクから流せますよ!」
流し方は簡単! 配管が詰まらないように、水と一緒に流して下さい。 水を流せば、細かい粒(1~2㎜)なので管の詰まりの心配はありません。
ただし、ペーパーフィルターは絶対に流さないでください。
また、合併浄化槽でも流していただけますが、大量に流すと維持管理の頻度が増えることが想定されるため御注意願います。☆なお、この取組みは、黒部市の下水道のみ対応できる取組ですので御注意下さい☆
(メリット)
・可燃ごみ減量 → CO2削減に寄与 ・布製フィルター使用の方必見! → フィルターを洗うのが簡単です・収集運搬コストゼロ
・バイオガス、発電量の増加につながる
※詳しくは「流し方のチラシ」をご覧ください(下記参照)
どうして黒部では、そんなことができちゃうの?
通常の市町村にある下水処理施設に加え、本市には処理施設から出た「下水汚泥(おでい)」を
乾燥や発電エネルギーに変えるエコシステム「黒部市バイオマスエネルギー利活用施設(※)」があります。
※動画は北日本放送で毎週金曜日放送されている情報番組「ワン*エフ」で取材いただいたも内容です
この施設では、ディスポーザで粉砕した生ごみと下水汚泥等を混合発酵させ、バイオガスを取り出しています。 そして、取り出したバイオガスは、ボイラー燃料となり、ディスポーザで粉砕した生ごみや下水汚泥を乾燥させ、乾燥した汚泥は、発電燃料や肥料となります。
また、残ったバイオガスを使って、施設内で使用する電気を発電するほか、メタン発酵を促進する熱源にもつなげています。
このように、本施設ができたことで、これまで一般的に埋立てやセメント原料として処分されてきた汚泥に、新たな価値を生み出し、こうした資源循環による持続可能な仕組みがあるため、本市ではキッチンから下水道へコーヒー粕を流す取組みを推奨しております。 ほかにも、近隣の飲料メーカーから発生する食品残渣(コーヒ―粕)等を有償で引受け、下水汚泥と混合処理しバイオガスを抽出する点が大きな特徴です。特にコーヒー粕は、下水汚泥の約10倍ものメタンガスを発生させることから、発生量を大幅に上昇させることができます。
この取り組みが、二酸化炭素排出量を約1,000t/年削減できるもの」と見込んでおり、地球温暖化防止対策に貢献しています。
【この取組による効果】 ・バイオガス発生量:年間100万m3 (灯油にしてドラム缶 約3,000本に相当) 約2,700m3/日 (約3,800世帯分のプロパンガスに相当)
・CO2削減量: 年間約1,000t (一般家庭 約200世帯分に相当)
・発電量: 年間約39万kwh(一般家庭 約80世帯分の電力供給に相当)
コーヒー粕はエネルギー効率が高く、主に近隣の事業所から黒部浄化センターへ運搬しておりますが、さらに下水道バイオマスエネルギー利活用に取り組むため、家庭からのコーヒー粕を下水道を通して収集したいと考えています。
黒部市民のみなさん!ご家庭からのコーヒー粕を、シンク等から下水道へ流してみませんか?
Page 2
- ご記入いただいた個人情報は、ご質問・ご相談への回答、情報提供のために使用します。目的の範囲を超えて利用することはありません。
- ご質問・ご相談の内容によっては、管理者の判断でご指定以外の分野(担当課)に振り替えさせていただくことがあります。
- 市政に関するもの以外のご質問・ご相談は、関係機関に転送させていただく場合があります。
ご質問、ご相談の内容を担当課から問合せさせていただく場合があります。 住所、氏名、連絡先が記載されていないものは回答できない場合がありますので、ご了承願います。
なお、以下の場合は、原則として回答できません。
- 個人・団体を中傷するもの
- 個人のプライバシーの侵害の恐れがあるもの
- 同一人物からの同じ内容のもの
- 趣旨が不明・不明確なもの
- 明らかに営利・営業を目的とするもの
ご記入いただいたご質問・ご相談はホームページ上で公開されます。
なお、プライバシー保護のため、公開する情報は受付日・件名・対応状況とします。