キッコーマンソイフーズは6月11日から17日にかけて、ソイラテと種類豊富な豆乳飲料が無料で楽しめるポップアップイベント「キッコーマン豆乳ソイラテSTAND2024」を東京の渋谷ストリーム稲荷橋広場で開催中だ。
期間中、ソイラテ2万杯と紅茶やバナナなど10種類の豆乳飲料を合計で2万本無料配布する。長さ約8mの巨大調製豆乳トンネル「豆ネル(とうねる)」も登場し、トンネルの中には豆乳に関わる知識が学べるように工夫されている。
長さ約8mの巨大調製豆乳トンネル「豆ネル(とうねる)」11日に開かれたオープニングセレモニーでは、俳優の林遣都さんと、芸人のAマッソ・加納さんが登場し、おいしさや優れた栄養価を広く伝える「豆乳普及委員会」の1日広報大使に就任し、飲まず嫌いの人に対して、自分の体験談などを交えて、とにかく豆乳を試してほしい思いを伝えた。
冒頭あいさつしたマーケティング本部マーケティング推進部長の亀井淳一氏は、「豆乳は4人に1人が飲んでいる。裏を返すと飲んでいない人の方が多い。豆乳は単なる流行りの飲み物ではなく、飲むことに理由のある飲み物だ。大豆たん白やイソフラボンを含んでいる、コレステロールゼロ、飽和脂肪酸が少ない、地球環境に優しい、料理に使えるなど、いろいろ語ることがある。飲まれていないのには2つ理由がある。1つ目は、豆乳を飲む理由を知らない人がたくさんいること。2つ目は、豆乳はおいしくないと思っている人がたくさんいること。キッコーマン豆乳は30種類以上の豆乳をそろえており、さまざまな嗜好の皆様にも合う豆乳がきっとある。また豆乳はいろいろな楽しみ方ができる。料理やプロテインに混ぜたり、アイスにもできる。今回は暑い季節にぴったりなソイラテを多くの人に体験してもらいたい。今回のイベントで豆乳を飲む理由を見つけてもらい、ソイラテを飲んでおいしいと感じてもらえるイベントになればと考えている」と述べた。
次いで、同マーケティング推進部の井上郁乃氏が登壇し、「暑い夏には水分補給と栄養摂取が必要だ。大豆の栄養を気軽に摂れる豆乳は暑い夏の水分補給にぴったり。当社調査では、3割ほどが豆乳を飲んだことがなく、その内の半数が『嫌いな味』だと答える結果となった。飲む以前に、ネガティブなイメージを持たれているのが実情だ。飲まず嫌いの人にもこのイベントを通して、豆乳のおいしさや、飲む理由を感じていただき、暑い夏を乗り切ってもらいたい」と語った。
キッコーマンソイフーズ・山﨑孝一社長ゲストによるトークセッションでは、クイズを交えながら、豆乳を飲まず嫌いの人の多さに対し、豆乳のおいしさや、豆乳どう生活の中に取り入れているのかを紹介し、自らの豆乳愛を語った。
〈過去最大規模のイベントで豆乳を国民に広める、ソイラテを多くの人に楽しんでもらう〉
オープニングイベント終了後、山﨑孝一社長と亀井氏の囲み取材が行われた。豆乳の販売状況に対して山﨑社長は、「苦戦しているが、豆乳飲料のポテンシャルはまだある。今年は思ったことは何でもやろうと今回は過去最大規模のポップアップイベントの実施に至った。豆乳を国民に広められるような活動をさらに強化する」と述べた。
また、今回ソイラテをテーマにしたことについて亀井氏は、「より多くの人に楽しんでいただきたいことと、家庭で簡単に作ることができることを伝えたかった。売場でもコーヒーとのクロスMDも実施する」と説明した。
〈大豆油糧日報2024年6月12日付〉