皆さま、はじめまして。神戸の茶処『お茶の味萬(あじまん)』の伊東です。
神戸で45年、茶師として研鑽を積んできた父と、そのノウハウと知識を引き継いで後世に日本茶の文化を伝えていく役割を担う息子が二人三脚で生み出した“お茶の新しい楽しみかた”のご提案です。
日本茶に真摯に向き合う2人の男が、その美味しさと潜在能力を優しくわかりやすく伝えられる良き導き手としての先生でありアドバイザーのような存在でありたい想いから『Mr.TEACHER(ミスターティーチャー)』は誕生しました。
淹れ方や茶葉の管理方法に左右されずにお茶を楽しむ日本茶アイスクリームのブランドです。
2019年コロナ禍に発売を開始し、毎年1万個以上売れ続けて5年目となる今年、遂に販売数は累計6万個を突破しました!
今回のMakuake挑戦では、従来品のレシピを素材~作り方まですべて見直して更においしく仕上げました。一般販売に先駆けてお得にご賞味いただけると嬉しいです。はじめましての方も、毎度おなじみのお客様もどうぞこの機会にご堪能ください。
抹茶で3種類。ほうじ茶で3種類。
2種類のフレーバーに茶葉や仕上げの違いで味わいに濃淡をつけました。
ひとくちに「抹茶」や「ほうじ茶」と言っても、その味わいは茶葉の育つ環境や加工方法で大きく変わります。この違いこそが日本茶の楽しさであり、奥深い文化であると思っています。
私たちは、淹れ方や目利きといった熟練の経験に依存しない誰もが楽しめるお茶の新しい形としてアイスリームにしました。
抹茶:濃さと苦みの濃淡を味わって
抹茶だけで3種類。お茶の専門家として勧めたいバランスの良い味わいを真ん中に基本として据え、比較してより淡いものと、「これぞ抹茶!」と茶師やプロの料理人も納得できる濃い味わいのものをご用意しました。
これまでのレシピは宇治抹茶のみを茶葉として使用していましたが、今回のMakuake挑戦ではコクのある宇治をベースにしつつ、さらに福岡(八女)からブレンドに最適な甘み引き立つ抹茶を入手してブレンドしました。
『淡』は八女の比重が高く、甘みのあるスイーツ抹茶に。基軸となる『基』は宇治と八女の風味をバランスよく楽しめる抹茶の魅力にハマっていただけるであろう食べやすい味に。そして『極』は宇治のコクを強く感じる苦みと奥行きのあるお茶のプロだからこそ提案できる深い味わいです。
カレーのスパイス調合などもそうですが、複数の素材を掛け合わせる上で2種類で美味しさを成立させるのが最も難しいです。宇治と八女、それぞれの抹茶の特性が引き立つようにバランスを0.1g単位で見極めて最良の配合率を見出しました。
また、使用するミルクも私たちがアイスを製造する兵庫県が誇る「ひょうごの郷牛乳」に変更しました。毎朝工場より直接集乳しているため、鮮度が高い成分無調整牛乳です。これらの工夫により、ミスターティーチャーの抹茶アイスは、国産ミルクを使用していた従来品と比較してさらに味が深まりました。
抹茶本来の濃さと苦みを口溶けでご堪能いただき、濃淡の差異を食べ比べてほしいです。
ほうじ茶:香りと旨みの浅深に浸って
ほうじ茶も同じく3種類。どれも口に含んだ瞬間に豊かな焙煎香が広がります。コーヒー好きにもお勧めしたい日本茶の可能性を感じるアイスクリームに仕上がりました。
『淡』は茶葉を煎ることでビターチョコのような苦みが。『基』は茶葉と茎を半分ずつ使用することで芳醇な焙煎香が舌から伝わります。『極』はほうじ茶の茎のみを使用することで高級コーヒーにあるようなフルーティーな香りが楽しめる一般的なほうじ茶とは一線を画す旨みがあります。
ほうじ茶本来の香り高さと旨味を口溶けでご堪能いただき、浅深の差異を食べ比べてほしいです。
日本茶の名産地と名高い「静岡の掛川茶」「京都の宇治茶」「佐賀の嬉野茶」「福岡の八女茶」などなど。その土地の風土と長年受け継がれてきた技術を活かした茶葉が育まれています。
しかし、私たち『お茶の味萬(あじまん)』が店を構える兵庫県神戸市は全国に名を馳せる茶産地ではありません。だからこそ全国の茶農家を巡り、品評会に参加し、本当に美味しい茶葉や活かし方と向き合ってきました。
その答えの一つが、茶葉の持つ繊細な風味をくちどけで楽しむ合うアイスクリームでした。
牛肉やワインには“格”があります。たとえばワインであれば、同じ“品種”の葡萄で作られていても作り手の気質や土や水、気候など様々な要素が複雑に絡みあって年ごとの出来ばえが決まり、1本数百円から100万円を超えるようなボトルが生まれますよね。
これは日本茶の茶葉も同じです。同じ品種の茶葉を使用していても成長過程で大きく味わいに差が生まれます。そして、茶葉が面白いのは「茶器」と「淹れ方」で大きく味が変化することです。
ただ、面白さと同時に難しさでもあります。私たちは、まずお茶の可能性に触れてもらって一人でも多くの人に日本茶に興味を向けてもらえればと思っています。そのきっかけとなれば幸いです。
ミスターティーチャーが自信をもって送り出すオリジナルの抹茶3種とほうじ茶3種のアイスクリームセットです!お試ししやすい6個入りと、各味を2個ずつオトクに楽しめる12個入りをご用意しました。
お中元用におトクなお纏めセットもご用意しましたので、ぜひご検討ください!
【アイスクリーム原材料表示】
また、アイスクリームと併せて楽しめる厳選茶葉のティーバッグもご用意しました!
弊店オリジナルブレンドで年間1万本以上の販売実績を誇る一番人気の深蒸し茶「塚原」と、アイスクリームにも使用している香り高い「ほうじ茶」、半発酵茶葉で趣きの違いが楽しめる「和紅茶」の3種。どれもアイスクリームと相性抜群です。
【ティーバッグ原材料表示】
・深蒸し茶 塚原ティーバッグ 2g×12P
原材料:煎茶 原産国:国産
賞味期限:2025年7月
商品説明:店主が各産地を巡り、農家の方にお願いして特別に作っていただいた深蒸し茶。水色が良く・コクと香りが有り、夏場は水出しにすることで甘味も感じてもらえる店舗一番人気の逸品です。
・雁ヶ音ほうじ茶ティーバッグ 2g×12P
原材料:茎茶 原産国:国産
賞味期限:2025年7月
商品説明:ほうじ茶を焙煎する過程で遠赤外線を利用し茎の中心から熱を加えることで茶葉が焦げないように仕上げ、甘味と香りを引き出しました、ほうじ茶アイスクリームの原材料に粉末として使用しています。
・和紅茶ティーバッグ 2g×12P
原材料:べにふうき・香駿・やぶきた 原産国:国産
賞味期限:2025年7月
商品説明:国内で緑茶用に使用する茶葉を発酵させることで緑茶と違い、苦みが減りすっきりとした味わいで洋菓子などにも良く合うように作り上げたお茶に仕上げました。
商品パッケージは、1995年に発生した1.17阪神淡路大震災前の賑やかだった神戸・新長田の大正筋商店街をイメージしました。店を構え、震災から29年経った現在も拠点としています。私たちが45年前に開業した当時から震災が発生するその日まで、毎日がお祭りのように華々しく、笑顔が沢山あふれていました。人が集い、交流する無くてはならない場所でした。
そんな楽しい気持ちを、どこか懐かしい情景とともに味わってほしい想いを込めました。どうか皆さまの心に届くお茶菓子であれますように。
スケジュールについて
プロジェクト実施期間 :2024年/05/24~07/30
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生産開始:6月
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お届け完了:2024年8月(予定)
※お中元専用コースを選択された方は、6月21日18時までの応援購入(入金済み)で熨斗をつけて7月1日~7月15日までにお中元ギフトとして順次お届けします。
西の台所とまで呼ばれた神戸・長田の商店街は、私たちのお店を含め、阪神淡路大震災で発生した火災で全焼しました。その後、行政主導で再建されてから29年。町に活気は戻りませんでした。
それでも助かった命。焼け野原になった神戸・長田で家族を支えるために大地震以降30年懸命に頑張ってきた父の想いを引き継ぎ、「神戸に行ったらココっ!」と言ってもらえるようなお店を作っていきたいです。
私はお客様の笑顔が大好きです。
わざわざ足をお運びいただき、他愛ない話をしながら笑って帰ってもらう。
そんな町と家族を繋ぐような古き良き温かい場を残していきたいのです。
私たちが手掛けるお茶のアイスクリーム『Mr.TEACHER』をきっかけに家族や友人との会話が増えて、笑顔になる人が日本中、やがては世界中に溢れたら...。
そんな夢を描いています。
祖父が丁稚奉公でお茶を生業にしたのがかれこれ100年前、父がお茶の味萬を創業してから45年。引き継ぐ私は三代目として祖父、父が神戸・長田という小さな町の一商店から世界に誇れる神戸土産を世に送り出そうとした想いを受け継ぎ、まずはお茶のアイスクリーム『Mr.TEACHER』で日本茶の良さを世界中へ届けていきます。
「抹茶って苦みが旨みなんだ!」や、「ほうじ茶ってこんなに香りがあって、おいしいんだ!」そんな小さな感動に浸っていただけると嬉しいです。
今回のプロジェクトを通じて、日本茶が好きな人が一人でも多く増えていくことを願っています。神戸にお越しの際はぜひ当店にも足をお運びください。おいしいお茶でおもてなししますので!