「コーヒーサミット2025」盛況のため入場規制も、都立産業貿易センター浜松町館で2月23日まで開催中/東日本コーヒー商工組合

コーヒーの焙煎業者や専門ロースターが集結する「コーヒーサミット2025」が2月22日~23日の2日間、都立産業貿易センター浜松町館で開催されている。初日から入場規制がかかるほどの盛況ぶりだ。

5年ぶりの開催となる「コーヒーサミット」は、レギュラーコーヒーの消費拡大と日本のコーヒー文化向上を目指す業界団体「東日本コーヒー商工組合」が主催。過去最大の26社が出展し、各社自慢のコーヒーが用意されている。

多くのブースで飲み比べができるため、味覚センサーを使った“味の見える化”や、診断ツール「珈琲ラボ」、味の比較ができるポジショニングマップを活用し、自分の好みに合うコーヒーを探せることも特徴だ。また、各ブースでは特色のあるコーヒーやイベント限定品が販売されている。

キーコーヒーのブースでは、フラッグシップブランド「トアルコ トラジャ」を提供。かつて“幻のコーヒー”と呼ばれた唯一無二の味わいを体験できるほか、試飲参加者向けの抽選会も実施。また、「トアルコ トラジャ」の故郷であるインドネシア・スラウェシ島の環境や文化、品質へのこだわりを紹介する動画を放映した。同ブースには同社の柴田裕社長も立ち、来場者に説明を行った。

全日本コーヒー協会会長でもある柴田社長は、「さまざまなコーヒーを飲めるのがイベントの魅力。多くの方に来場いただき嬉しい。この機会に自分の好きなコーヒーや新たな楽しみ方を知っていただければ」とコメントした。

キャメル珈琲のブースはイベント限定製品も販売キャメル珈琲のブースはイベント限定品も販売

カルディコーヒーファームを運営するキャメル珈琲のブースでは、店舗でも展開する「ツッカーノブルボン」の試飲・販売を実施。また、コーヒーサミット限定製品として、「コロンビア カンボ・エルモノ農園 ピンクブルボン」「同 シドラ」、さらに100g税込6,500円で「コスタリカ2024COE第1位のゲイシャ ウォッシュド」を販売している。

松屋珈琲店はコーヒーとともにTシャツや帽子も販売松屋珈琲店はコーヒーとともにTシャツや帽子も販売

東京・虎ノ門の松屋珈琲店は、自社の定番グラフィック「ロバとヤギのモチーフ」を活かしたデザインをドリップバッグコーヒーのパッケージやTシャツ、帽子に採用。これまでにない世界観を演出し、多くの来場者が足を止めた。

東日本コーヒー協会のブースでは、「コーヒーインストラクター検定」(全日本コーヒー商工組合連合会認定)の紹介や、コーヒーの保存缶やポスターの販売が行われた。

初日から多数の来場者が訪れた初日から多数の来場者が訪れた

「コーヒーサミット」は、初日に開始から約1時間で1,000名を超える来場があり、会場は活気に満ちていた。同協会の担当者は、「予想以上の来場者数で、SNSを中心に情報が広がったことが来場者増加の一因となった。入場規制をしながら運営していく」と語る。

前回2020年のイベントは3日間で約4,000名の来場があったが、今回は2日間の開催ながら、事前予約だけで1万人以上が登録しており、関心の高さがうかがえる。入場は無料だが、事前登録が必要。多様なコーヒーを楽しめる機会となっている。

「コーヒーサミット2025」の概要

【「コーヒーサミット 2025」の概要】

主催:東日本コーヒー商工組合

後援:全日本コーヒー商工組合連合会(東京都・東京都中小企業団体中央会 特別支援事業)

開催日時:2025年2月22日(土)10:00~17:00/23日(日・祝)10:00~16:30

会場:東京都立産業貿易センター浜松町館3F展示室(東京都港区海岸1-7-1)

入場料:無料(公式ホームページで事前登録が必要)

出展企業:キーコーヒー/キャメル珈琲/キャピタル/服部コーヒーフーズ/昴珈琲店/アートコーヒー/三本珈琲/ユニマットキャラバン/東北萬国社/麻布タカノ/美鈴商事/ミカド珈琲商会/ウエシマコーヒー/チモトコーヒー/珠屋珈琲/サンパウロコーヒー/トーアコーヒー/松屋珈琲店/サザコーヒー/シーアンドシー/アイシー電子工業/富士電機/明治安田生命保険/HARIO/ブルーマチックジャパン/インテリジェントセンサーテクノロジー

「コーヒーサミット2025」公式HP 

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