“飲む中絶薬”ようやく承認。日本の「性教育」をも妨げる旧統一教会の弊害

is20231010

女性の身体に大きな負担を強いる人工妊娠中絶。これまで日本でその方法は手術のみに限られていましたが、今年4月、経口中絶薬が認可されました。今回のメルマガ『ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)』では著者の伊東さんが、「飲む中絶薬」の使用条件や費用などについて詳しく解説。その上で、「予期せぬ妊娠」を防止するための性教育が、日本においてここまで遅れている裏事情を白日の下に晒しています。

プロフィール伊東 森いとうしん
ジャーナリスト。物書き歴11年。精神疾患歴23年。「新しい社会をデザインする」をテーマに情報発信。1984年1月28日生まれ。幼少期を福岡県三潴郡大木町で過ごす。小学校時代から、福岡県大川市に居住。高校時代から、福岡市へ転居。高校時代から、うつ病を発症。うつ病のなか、高校、予備校を経て東洋大学社会学部社会学科へ2006年に入学。2010年卒業。その後、病気療養をしつつ、様々なWEB記事を執筆。大学時代の専攻は、メディア学、スポーツ社会学。2021年より、ジャーナリストとして本格的に活動。

ここにも統一教会の影。性教育も「飲む中絶薬」承認も遅れを取る日本

人工妊娠中絶のための飲み薬である経口中絶薬が、今年の4月28日、国内で初めて承認された。

製品名は「メフィーゴパック」。2種類の飲み薬を組み合わせて使う。イギリスの製薬会社ラインファーマが2021年12月に厚生労働省に承認申請していた。

使うことのできる対象は、妊娠9週0日までの妊婦。企業が臨床試験(治験)で有効性や安全性を確認したのもこの妊娠期間の人のみなので、それ以降は使うことはできない(*1)。

使用方法は、まず妊娠を続けるために必要な黄体ホルモンのはたらきを抑える薬「ミフェプリストン」を1錠飲む。

36~48時間後に、子宮を収縮させるはたらきがある薬「ミソプロストール」4錠を、左右の奥歯とほおの内側に2錠ずつ含み、30分かけて溶かして粘膜から吸収させる。30分後でも口の中に薬が残っていれば、飲みこむ。

このような、飲む中絶薬は、1988年に世界で初めて承認され、現在は80以上の国・地域で使用されている。

一方、日本では長らく承認されず、妊娠初期の中絶方法は手術に限られていた。

その方法は、スプーン状の器具でたいのうなどを出す「そうは法」や、ストロー状の管でたいのうなどを吸い出す「吸引法」、この2つを併用する形で手術を行っていた。

中絶そのものに否定的な意見を持つ人もいて、薬の導入議論はあまり進んでいなかった。しかし、個人輸入した中絶薬で健康被害が出るケースも目立つようになる。

また、世界保健機関(WHO)が2012年に発表したガイドラインで、妊娠中絶の「安全で効果的」な方法として、吸引法か中絶薬を推奨。

このようななか、日本でも薬の承認を求める声が高まっていた。他方、日本では旧統一教会(世界平和統一家庭連合)が、“純潔教育”の下、自民党右派とともに性教育をバッシングしてきた経緯がある。

目次

  • 中絶そのものが長らくタブー視されてきた日本
  • G7で最も遅かった日本の「飲む中絶薬」承認
  • 背景に統一教会。「予期せぬ妊娠」を増加させる元凶

この記事の著者・伊東森さんのメルマガ

初月無料で読む

中絶そのものが長らくタブー視されてきた日本

経口中絶薬を処方するには2つの条件がある。ひとつは「母体保護法指定医」であること。そして、現時点では「入院可能な医療機関・診療所」であること(*2)。

母体保護法とは、母性の生命と健康を保護することを目的として不妊の手術や人工妊娠中絶を認めた法律。

この法律に基づき、都道府県医師会が設置した審査委員会によって指定されたのが、母体保護法指定医現在、全国に7,500ほどいる。(厚生労働省調べ)

また、出血などの症状に対応するため、中絶が確認されるまでは院内で待機することが必要とされている。そのため、入院が可能な医療機関・診療所だけで処方が可能となっている。

2023年6月20日現在、経口中絶薬を処方しているのは全国で15施設。申請中の医療機関が約300施設で、今後、次第に増えていくと予想される。

人工妊娠中絶は、原則として健康保険が適用されない自由診療のため、薬による中絶にかかる費用は各医療機関・地域によって異なる。薬の価格はおよそ5万円、それに加えて診察料と入院費などがかかる。

一方、オランダやフランス、スウェーデンなどでは中絶が全額公費負担で行われている(*3)。また、女性に対するカウンセリングが重視されている。

そもそも日本においては、「飲む中絶薬」どころか、中絶そのものが長らくタブー視されてきた。

日本においても、さまざまな事情で、やむをえず中絶を選択する場合も、その後の妊娠や出産についてよく考えてもらい、具体的な情報を提供するとともに、精神面を含めてサポートしていく体制づくりが必要だろう。

G7で最も遅かった日本の「飲む中絶薬」承認

日本のPMDA(医薬品医療機器総合機構)によると、中絶薬の「ミフェプリストン」は、1988年にフランスで承認されて以降、現在では65以上の国と地域で承認されている。

G7(先進7か国)でみると、承認されていないのは日本だけとなっていた。

人工妊娠中絶で中絶薬を使う割合は、先進国を中心に増えている。とくに北欧のフィンランドやスウェーデンでは非常に高い割合となっている。

人工妊娠中絶における「中絶薬」の使用割合

 

フィンランド(98%)2021年
スウェーデン(96%)2021年
イギリス(87%)2021年
フランス(70%)2019年
アメリカ(51%)2020年
ドイツ(32%)2021年(*4)

一方で注意すべき点もあるという(*5)。イギリスの医療機関で中絶薬を処方する医師によると、まず一番気になるのが、出血や痛みがひどかった場合など不測の事態への対処方法だ。

医師は、対処の仕方など丁寧な説明と、何かあった場合にいつでも連絡が取れる態勢の必要性を強調する。

さらに、医師は、イギリスでは医療機関の外で中絶薬を飲んで中絶することが認められていることから、中絶が誰かから強要されていないか、または逆に、誰かに服用を止められたりしないか、確認に細心の注意を払っているという。

最後に、医師が指摘したのは、人工妊娠中絶を選択した女性本人が選べる選択肢があることの大切さであった。

「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」という概念がある。これは、性や身体のことを自分で決め、守ることができる権利のことだ。

「リプロダクティブ・ヘルス」は、産む・産まない、いつ・何人子どもを持つかなど、生殖に関することを自分で決める権利で、そのために必要な情報やサービスを得られることも指す。

この記事の著者・伊東森さんのメルマガ

初月無料で読む

背景に統一教会。「予期せぬ妊娠」を増加させる元凶

一方、日本においては、性教育の遅れが指摘されている。そのために、10代からの「予期せぬ妊娠の相談」が増加傾向にある。

「日本で性教育という言葉が使われ、学校で性に関する具体的な指導が始まったのが1992年。ただ、その頃から教えていることはそれほど大きく変わっていないんです」(*6)

30年もの間、日本の性教育が停滞したままの理由の1つとして、2003年に起きた七生養護学校事件が挙げられる。東京都日野市「七生養護学校」が行っていた性教育に対して、右派議員や新聞社などが介入。

授業内容が不適切であると非難し、東京都教育委員会が当時の校長や教職員に厳重注意処分を行った事件だ。

知的障害がある生徒を対象に独自の教材を用いて行っていた授業が、「行き過ぎた教育」として報道されたことで全国的に性教育バッシングが広がり、性教育そのものが停滞してしまった。

しかし、その背景には旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の存在があったことが分かっている。

1992年には、小・中学校の学習指導要領に性に関する指導内容が書かれたことで性教育元年と呼ばれた。しかし、右派はそのことに脅威を感じる。背景にはアメリカでの経験があった。

アメリカでは1980年代ごろから右派が性教育を攻撃することで勢力を伸ばす。日本でも、政治が宗教右派と結びついた。とくに自民党の中では傍流だった安倍派(清和会)は教育問題を勢力拡大のテコにする。

その最初の1つが性教育への攻撃だった。そのなかで自民党と統一教会はさらに関係を深める(*7)。

他方、2023年7月に翻訳出版された『射精責任』は、妊娠中絶の99%が望まない妊娠が原因であり、その望まない妊娠のすべての原因が男性にあると指摘。そう、すべては男性の問題に起因するのだ。

引用・参考文献

(*1) 市野塊「【そもそも解説】『飲む中絶薬』ってどんな薬? 効果と副作用は?」朝日新聞デジタル 2023年5月8日

(*2)対馬ルリ子「経口妊娠中絶薬 どう使う?安全性は?費用は?」NHK健康ch 2023年7月6日

(*3)対馬ルリ子 2023年7月6日

(*4)松田伸子「日本でも注目される『経口中絶薬』海外でどう使用? 注意点は?」NHK国際ニュースナビ 2023年4月11日

(*5)松田伸子 2023年4月11日

(*6)「【10代の性と妊娠】予期しない妊娠や性被害から守るために。家庭でできる性教育のすすめ」日本財団ジャーナル 2021年12月9日

(*7)浅井春夫「性を攻撃する宗教右派と自民党右派の結託 性教育バッシングの狙い」毎日新聞 2023年8月31日

この記事の著者・伊東森さんのメルマガ

初月無料で読む

初月無料購読ですぐ読める! 10月配信済みバックナンバー

2023年10月配信分
      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年10月8日(日)号 強行される明治神宮外苑再開発 東京五輪の”本丸” オリンピックと都市再開発利権(10/8)
      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年10月7日(土)号 ラグビーW杯フランス大会 ラグビー、そのスポーツの精神性 「世界のあらゆるスポーツの中でも実力の差がつきやすいラグビー」 ラグビーの歴史(10/7)
      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年10月1日(日)号 「銅」争奪戦再び 一体なぜ? 銅山開発 環境破壊の負の歴史も 「資源の呪い」(10/1)

いますぐ初月無料購読!

<こちらも必読! 月単位で購入できるバックナンバー>

初月無料の定期購読のほか、1ヶ月単位でバックナンバーをご購入いただけます(1ヶ月分:税込660円)。

2023年9月配信分

      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年9月30日(土)号 岸田改造内閣の顔ぶれ 「囲い込み」内閣 女性積極登用の裏で 副大臣と政務官、初の女性ゼロ 自民、国民民主取り込みへ試金石(9/30)
      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年9月24日(日)号 日本で飲酒運転がなくならない本当の理由 世界と比べても“緩すぎる“日本のアルコール規制 「飲酒天国」日本(9/24)
      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年9月23日(土)号 ジャニー喜多川性加害問題 なぜ警察は動けなかったのか? メリー喜多川と中曽根康弘、そして自民党と音事協(9/23)
      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年9月17日(日)号  JT、ウクライナからロシアの「戦争支援者」リストに指定 露シェア第1位のたばこシェアをもつJT 「発展途上国にたばこを売りまくれ!」(9/17)
      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年9月16日(土)号 エンゼルス・大谷翔平、再びトミー・ジョン手術か? 野球における肘の故障のリスク トミー・ジョン手術とは?(9/16)
      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年9月10日(日)号 「バーベンハイマー」を非難できない日本人のお笑い 広島・長崎への原爆投下日、正答率はわずか3割 原爆の「真実」イギリス、カナダ、アメリカによる共同プロジェクト(9/10)
      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年9月9日(土)号 福島第一原発、処理水放出開始 トリチウムの実態 核についての第二の敗戦 日本に原発を導入したのは誰だ?(9/9)
      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年9月3日(日)号 なぜ政府はマイナンバーカードを強行するのか? サントリー社長の「納期」発言 「マイナンバーカード+保険証」一体化はG7で日本だけ(9/3)
      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年9月2日(土)号 甲子園閉幕 日本の高校野球の何が問題か? 野球の失われた30年 サッカー界の「補欠なし」との違い(9/2)

2023年9月のバックナンバーを購入する

2023年8月配信分

      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年8月27日(日)号 オスプレイ 「構造的欠陥」再び発見 オスプレイとは? なぜ日本はオスプレイに固執するのか(8/27)
      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年8月26日(土)号 青森ねぶた祭で青森青年会議所が暴力行為 「青年会議所」とは?  「企業の2代目3代目が構成員で、ボンボンの道楽」 不祥事多数(8/26)
      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年8月20日(日)号 日本維新の会、政党支持率低下 ”化けの皮”が剥がれた「第2自民党」発言 「政界のビッグモーター」大阪の街路樹を大量伐採 大阪メディア支配(8/20)
      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年8月19日(土)号 なぜ日本の賃金は低いのか 「安月給で働かされる」・・・、実は昔からの伝統 賃上げを止める”抵抗勢力”はだれか?(8/19)
      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年8月13日 ビッグモーター事件 損保側にも問題が 遅れた国の対応 内部告発制度の不備も(8/13)
      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年8月12日(土)号 サッカー女子W杯開催中だからこそ考えたい、ヘディングにおける脳震盪のリスク サッカー界を動かした大規模研究 進む対策(8/12)
      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年8月6日(日)号 なぜアメリカは原爆投下を肯定し続けるのか? 核兵器禁止条約に参加しない日本と対米追従外交の帰結(8/6)
      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年8月5日(土)号 ビッグモーター事件の本当の”悪”とは?「ノルマ」という名の日本のブラック慣習 ビッグモーターのような”質の悪い”企業のCMを流すテレビ局に未来はない  (8/5)

2023年8月のバックナンバーを購入する

2023年7月配信分

      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年7月30日(日)号 ビッグモーターの自動車保険の保険金不正請求問題 相次ぐ「団塊ジュニア企業」の不正 CM起用の佐藤隆太も同罪!(7/30)
      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年7月29日(土)号 河井元法相買収事件、特捜検事 供述誘導の疑い 「黒い司法」 日本で冤罪が生まれるメカニズム シャラップ!事件(7/29)
      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年7月23日(日)号  原発処理水問題の本質 トリチウムに関する研究は少ないのが実情 IAEAとは何か 問われる日本の外交に関する二重基準(7/23)
      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年7月22日(土)号 大阪・関西万博、問題続々 海外パビリオン、「申請ゼロ」 すべてはIRのために 万博を”建前”にしてカジノ業者を優遇(7/22)
      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年7月16日(日)号 アメリカ、ウクライナに対しクラスター弾を供与へ クラスター弾とは? 世界はアメリカのクラスター弾供与問題について反対 日本”だけ”支持(7/16)
      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年7月15日(土)号 本当に日本で公開されるのか? クリストファー・ノーラン監督作「オッペンハイマー」 配給元が東宝東和で危惧される「不屈の男 アンブロークン」の二の舞(7/15)
      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年7月9日(日)号 炎上した埼玉県営プールの水着撮影会問題の真相 周辺の自治体プールは水着撮影会を厳しく制限 埼玉で“だけ”実施 「表現の自由」のダブルスタンダード 児童ポルノ禁止法の可能性も(7/9)
      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年7月8日(土)号 マイナ制度問題 ことの本質は何か? 民主党のせい? 日本が誇る富士通の“低品質クオリティ“が「イギリス史上最大の冤罪事件」を生む(7/8)
      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年7月2日(日)号 首相はどんなときにも衆議院を解散できるわけではい 苫米地部裁判 諸外国の場合 歴史とともに制限されていく”解散”(7/2)
      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年7月1日(土)号 広末涼子W不倫の裏で注目される”文春砲”ブーメラン 2016年、文春社員が「20世紀少年」浦沢直樹氏とW不倫 週刊文春を襲う“作家タブー”(7/1)

2023年7月のバックナンバーを購入する

2023年6月配信分

      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年6月25日(日)号  相次ぐプロ野球選手の女性スキャンダルの根底にあるもの 「アメリカの大学スポーツでは、練習できる時間が厳しく制限されている」「メジャーリーグは、選手の引退後の大学入学を支援」 幼い頃からの“野球漬け“を防げ!(6/25)
      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年6月24日(土)号 イタリア ベルルスコーニ元首相が死去 ACミランオーナー イタリアのメディア王 数々のスキャンダル 欧州ポピュリズム政治の先駆け(6/24)
      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年6月18日(日)号 日韓関係改善の舞台裏 東アジア版NATO構築? 統一教会を生み出した韓国を追及できない自民党の不毛さ(6/18)
      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年6月17日(土)号  開幕まで1年 東京に続き混乱するパリ五輪 ロシア・ベラルーシ選手参加問題 AI監視システム マクロンが安倍晋三と重なって見える(6/17)
      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年6月11日(日)号 長野 猟銃立てこもり事件 8年前に猟銃所持規制緩和 「ぼっち」 「拡大自殺」、どうすれば抑止できるか?(6/11)
      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年6月10日(土)号 さまざまな形で現実に日本に迫る戦争の危機 果たして日本は本当に対応できるか? 日本の核シェルターの普及率、わずか0.02% 北朝鮮ミサイル着弾海域で操業中の日本漁船が確認 漁船保険「戦乱等特約」急増(6/10)
      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年6月4日(日)号 なぜ日本は難民を受け入れないのか? 背景にある”親日利権” トルコ、ミャンマーの場合 日本の”親日”政策のせいで難民が不幸になる(6/4)
      • ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)2023年6月3日(土)号 「親の顔が見てみたい」 岸田首相長男・秘書官 ”息子テロ” 更迭 首相公邸とは? 問題は海外でも イギリス、フィンランド、アメリカの場合(6/3)

2023年6月のバックナンバーを購入する

2023年5月配信分

      • モリの新しい社会をデザインする ニュースレター(有料版)2023年5月28日(日)号  WBCの熱狂でも救えないメジャーリーグ・日本のプロ野球人気の暗い現実 北米4大スポーツの現状 メジャーリーグの”絶望的な”チーム間格差(5/28)
      • モリの新しい社会をデザインする ニュースレター(有料版)2023年5月27日(土)号  G7広島サミット閉幕 G7の歴史 G7からGゼロへ 多極化・分極化・多様化する世界(5/27)
      • モリの新しい社会をデザインする ニュースレター(有料版)2023年5月21日(日)号 ジャニー喜多川性加害問題だけではない、ジャニーズ事務所の”闇” ~2~ 日本における「アイドル」 「芸能事務所」という人権侵害 子どもへの性被害対策 「G7で最悪の対策」(5/21)
      • モリの新しい社会をデザインする ニュースレター(有料版)2023年5月20(土)号 ジャニー喜多川性加害問題だけではない、ジャニーズ事務所の”闇” ~1~ 大手メディアが”もみ消した”とされるジャニーズスキャンダル一覧 DA PUMPへの妨害工作(5/20)
      • モリの新しい社会をデザインする ニュースレター(有料版)2023年5月14日(日)号 ウエルシア、「たばこ販売取りやめ」が物語るコンビニの不都合な真実 コンビニの売り上げの3割はたばこ たばこ屋=コンビ二という現実 日本の史上最恐最悪の”タブー” コンビニという闇(5/14)
      • モリの新しい社会をデザインする ニュースレター(有料版)2023年5月13日(土)号 スーダンで戦闘が長引くとコーラが飲めなくなる? スーダンは炭酸飲料の主原料であるアラビアガムの原産国 ほか希少なもの コーヒーやチョコレート 「フェアトレード」は浸透するか?(5/13)
      • モリの新しい社会をデザインする ニュースレター(有料版)2023年5月7日(日)号 日テレ「スッキリ」動物園ロケ問題の本質 日本人の”とてつもなく”足りない「動物福祉」の思想 2020年には、鶏卵をめぐり汚職事件が(5/7)
      • モリの新しい社会をデザインする ニュースレター(有料版)2023年5月6日(土)号 ディズニー、2024年大統領候補デサンティス・フロリダ州知事を訴える 一方、デサンティス氏は日本訪問 共和党と旧統一教会との関係は?(5/6)

2023年5月のバックナンバーを購入する

2023年4月配信分

      • モリの新しい社会をデザインする ニュースレター(有料版)2023年2月26日(日)号 難航するスウェーデンとフィンランドのNATO加盟 なぜトルコは反対する? トルコの独自外交にみる 「したたかさ」(2/26)
      • モリの新しい社会をデザインする ニュースレター(有料版)2023年2月25日(土)号 ロシアのウクライナ侵攻から1年 一方、ロシアを支持するグローバルサウス ロシア、核を使うか(2/25)
      • モリの新しい社会をデザインする ニュースレター(有料版)2023年2月19日(日)号 相次ぐ凶悪犯罪 しかし日本の治安は本当に悪化しているか? 世界と比べて少ない日本の警察官の人数 結局は警察機構の「やるやる」詐欺か?(2/19)
      • モリの新しい社会をデザインする ニュースレター(有料版)2023年2月18日(土)号 再び起こる「飯テロ」の背景 問題の本質は何か? ”トイレ”と化すワイドショー報道 マスコミの報道が模倣犯を生む(2/18)
      • モリの新しい社会をデザインする ニュースレター(有料版)2023年2月12日(日)号 荒井秘書官 同性婚めぐり差別発言 更迭 ~2~ 人権後進国日本 統一教会”同性婚ヘイト”受け継ぐ岸田政権 すでに日本人は国を「捨てて」いる 増える海外移住者 (2/12)
      • モリの新しい社会をデザインする ニュースレター(有料版)2023年2月11日(土)号 荒井秘書官 同性婚めぐり差別発言 更迭 ~1~ 問題の経緯 オフレコとオンレコ 荒井秘書官とは(2/11)
      • モリの新しい社会をデザインする ニュースレター(有料版)2023年2月5日(日)号  映画版「鬼滅の刃」歴代興行収入1位の影で危惧される日本映画界の未来 ~3~ 映画の“多様性は”どこまで守られるのか 日本のミニシアター文化を維持していくために (2/5)
      • モリの新しい社会をデザインする ニュースレター(有料版)2023年2月4日(土)号 岸田首相「異次元の少子化対策」の行く末 「晩婚化」というウソ 奨学金問題 福祉国家でも少子化が進んでいるのというのに (2/4)

image by: Sun Myung Moon, CC BY-SA 4.0, ウィキメディア・コモンズ経由で

MAG2 NEWS

タイトルとURLをコピーしました