「建築×コーヒー」がテーマ!ヤハタココ「トークセッション」

創業132年目を迎えた木材・新建材の卸売業、建築業を行う株式会社福原材木店は地域活性化を目指し、2022年11月、コミュニティカフェ「ヤハタココ」をオープン。

2023年の11月で1周年を迎えるにあたり、当カフェの設計「SUPPOSE DESIGN OFFICE Co.,Ltd.共同主宰 吉田 愛」、建築素材メーカー「ケイミュー株式会社、執行役員 藤田 新次」、ヤハタココオーナー「株式会社福原材木店、常務取締役 福原 功夫」の3名で「建築×コーヒー」をテーマにTalk Sessionを開催します。

 

ヤハタココ「建築×コーヒーをテーマにしたトークセッション」

 

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「建築×コーヒー」Talk Session

■概要

ヤハタココ1st Anniversary「建築×コーヒー」Talk Session

開催日時:2023年11月17日(金)15:00~17:00(開場14:30)

参加方法:2通りの参加方法より、ご都合の良い方をお選びください。

・会場参加 参加費無料(ワンドリンクのご注文はお願いします)

事前予約制(詳細は後日公式Instagramにて)

・オンライン参加 参加費無料

ヤハタココInstagram( https://www.instagram.com/yahatacoco/ )をフォローして、LIVEにて視聴ください。

会場  :ヤハタココ1階(福岡県北九州市八幡東区前田2-4-11)

 

 

トークテーマとゲストプロフィール

関係者や地域の方々を招待し、吉田 愛氏を中心に、藤田 新次氏、福原 功夫が加わり、3名で織りなす「建築×コーヒー」をめぐるトークセッション。

会場はもちろん北九州市八幡東区にあるコミュニティカフェ「ヤハタココ」。

(1) 「どうしてエスプレッソホーム ?どうしてヤハタココなの?」福原 功夫

(2) 「カフェ設計と運営の極意。ヤハタココの設計秘話!」吉田 愛

(3) 「コーヒー豆かすからできた壁材 SOLIDO。なにそれ?」藤田 新次

(4) 「八幡のまちとヤハタココのこれから」福原 功夫、吉田 愛、藤田 新次

 

福原 功夫

オーナーバリスタ&ロースター/常務取締役

1981年北九州市生まれ。

元バリスタという経歴をもつ創業132年を迎えた株式会社福原材木店の4代目後継者、現常務取締役。

学生時代、興味から韓国へ留学し、現地カフェ開業を目指したが挫折。

家業を継ぐ決意をし2011年に「建築×コーヒー」をコンセプトに、木と鉄のハイブリット工法を使った建築事業「エスプレッソホーム」を設立。

住宅を始め、これまでに施設やオフィス、ベーカリーなどの実績がある。少子高齢化に悩む「鉄の町」北九州市八幡の活性化のため、老舗材木店に何ができるか?とコミュニティカフェ「ヤハタココ」を立ち上げる。

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ゲスト@福原 功夫

 

吉田 愛

建築家/代表取締役

1974年広島生まれ。

SUPPOSE DESIGN OFFICE Co.,Ltd.共同主宰。

広島・東京の2ヵ所を拠点とし、インテリアから住宅、複合施設など国内外で多数のプロジェクトを手がける。

JCDデザインアワードなど多数受賞。

主な作品にNOT A HOTEL NASU、ONOMICHI U2 、千駄ヶ谷駅前公衆トイレ、松本本箱など。

近年では絶景不動産や社食堂等の新規事業のプロデュース・経営総括を担う。

2021 年、新たに空間プロデュースやインテリアスタイリングを事業の核とする「etc inc.」を設立。

2023年、広島本社の移転を機に商業施設の運営もスタートするなど事業の幅を広げている。

建築を軸に分野を横断しながら活動している。

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ゲスト@吉田 愛

 

藤田 新次

建材メーカー/執行役員

1969年京都市生まれ。京都工芸繊維大学卒。

仏具錺金物彫刻業(彫金師)の父親の跡を継がず、株式会社クボタを経てケイミュー株式会社へ。

セメント系素材の研究開発や様々な廃棄物のリサイクル技術開発に長年従事し、“SOLIDO”という建築素材ブランドを立ち上げて企画、デザイン、開発、ブランディングに一貫して関わる。

グッドデザイン金賞(2023)、グッドデザイン・ベスト100(2016・2019)、iF DESIGN AWARD(2019) 等、建材での受賞多数。

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ゲスト@藤田 新次

■背景「なぜ今、材木屋がコミュニティカフェなのか?」:材木屋が地域と共に歩んだ 130 余年

少子高齢化は全国的な課題になっていますが、特にここ北九州市八幡東区は65歳以上の人が区内の人口の35%を占めています。そうした中で形成していく地域のコミュニティとは、若い・ご年配など関係なく世代を超えた交流がないと成り立ちません。地域が衰退すれば企業も衰退するという考えから、戦後、かつて地域の人々が集まり活気があった「まちの材木屋」を「コミュニティカフェ」というカタチで、再び地域の人が集う「まちの集会所」をつくることが、地元老舗企業の役割だと考えました。

 

「ヤハタココ」とは

人々が集うための条件をいくつか考え、辿り着いたのは、その「場所」と「コト」。

 

「場所」

当初は一から建物を作ることも考えていましたが、偶然空いた近所の2階建オフィス。

今ヤハタココが入るビルは、昭和時代から八幡のまちを見守り続けてきた「あの保険屋さん」と地域の人々の間でも根付いていた建物です。

スタイリッシュな外観を想い描いていましたが、気取った外観は地域には馴染まないのではないか?入りづらさを生むのではないか?と考え直しました。

そして長年まち並みの一部であった「あの保険屋さん」の外観を残すことにしたのです。

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ヤハタココ外観

 

「コト」

かつての日本にありふれていた、ご近所さん同士が世間話に花を咲かせる「縁側」

そこにつながりを生むヒントがあると気づき、家族や建築家、地域の方々の後押しを受け作り上げた、大きな掃き出し窓からたっぷりの光が降り注ぐ「ヤハタココ」がスタート。

登下校中の小学生が外から話しかけたり、手を振ったりしてくれる、ご近所さんがふらっとコーヒーを買いに立ち寄ってくれる「地域の縁側」が誕生しました。

そんな「場所」で、多くの人の出会いに花を添える特別な「コーヒー」は、16年前に韓国ソウルで約束した韓国人バリスタとの物語が込められています。

そして多くの人が“ココ”からチャレンジするテストマーケティング、開業支援の場になりました。

気軽に立ち寄れる地域の縁側は、人と人、人とチャレンジを結ぶ場所へと成長しています。

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ヤハタココ内観

 

福原材木店について

明治24年に個人創業、昭和22年に福原材木店を創設、昭和49年に法人化。

地元八幡東区で大工に木材を販売することから始まり、日本の住宅の変化に伴い、新建材や住宅設備まで幅広く取り扱うように業態を変化させてきました。

建設業許可を持つ材木屋であることから、客先であった大工を集め、自社の提案力や資金力をもとに新築やリフォームなどを行う元請事業「エスプレッソホーム」を開始。

施主のほとんどが紹介客という事業まで成長し、令和6年に3代目である現社長から世代交代を予定しており、新たな幕開けとして地域活性化をテーマにコミュニティカフェ事業を決断した。

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福原材木店倉庫

 

会社概要

商号        : 株式会社福原材木店

代表者       : 代表取締役 福原 俊雄

所在地       : 〒805-0069 福岡県北九州市八幡東区前田3丁目2番1号

設立        : 1974年4月(個人創業1891年)

事業内容      : 木材・新建材・住宅設備の販売、

建築・リフォーム、コミュニティカフェ運営

資本金       : 1,000万円

URL        : https://fukuhara-wood.com

https://espressohome.jp

ヤハタココInstagram: https://www.instagram.com/yahatacoco/

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